衛星ボール

音楽から離れていると明るい曲が出来る。これは昔からそうだった。最近は曲自体が作れなくなっていたのだけれどそれもいいやと想って放置していた。が，ここにきてメロディーがぽつりぽつりと浮かんではにじみ始めた。音楽から離れるとどうやら音も生まれることが判明しました。聴きすぎはオレには良くないみたいですな。衛星ボールのおばあちゃんが亡くなった。信念を持って芸術的に生ききった人だった。しっかり強そうな顔で目を閉じていやした。兄に会わせてあげたかった。

鳥よりも空になりたい

ぽっかりと予定が開いてしまったので，朝早く隣の町のレンタル屋さんに久しぶりに行きました。アメリで沢山の人にこの娘ミラクルキュート！！！と想わせたトトゥさんの出ている『幸せになるためのレシピ』を借りました。観終わった後の余韻が素晴らしくて『バンドをそろそろやらないとな』とまるで関係ないことまで想わせてしまうようなマジックを持った映画でした。午後は勢いで新曲を作って録音をしやした。出来る時は短い時間で出来てしまうものなんですね。なかなか有意義な日でした。

魂祭り

久々にウォークマンに触ったら壊れていて聴けなくなっていて，なぜかコンポも壊れていてCDが聴けなくなっていた。偶然とはいえ，同時期に凄いなと想う。触らなくなったのが原因かな？何かの啓示かもしれないと想ったり想わなかったり。最近，勧められて俳句の本を読みました。久保田万太郎がいかに天才か切々と書かれていた。読み終えて想ったことはなんにせよ万太郎と芭蕉は凄い！！万太郎の名言『影あってこその形である』。深い・・・そして淡い・・・

音のないハーモニー

今日は仕事終わりに本屋に行き，注文していたこだまさんの新しい本を受け取りにいく。読む。最高。そしてスティールエコー（昔に書いた本）の文章がそのまま載っていたので嬉しくなる。オレが持っている，日々のこと（昔に書いたもうひとつの本，かなり最高）が載っていなくてあれを買っておいて間違いなかったぜと嬉しくなる。帰って，身近な人に読ますために書いた物語を書き終える。長い戦いでした。ろくなものじゃないが，一仕事終えた気分を味わう。普段やらないことを集中してやると気分転換になりますな。音楽からうまいぐあいにどんどん離れていっているのを感じる。それから８月２８日に後輩のSANNと共同で企画をやることになりました。呑んで，いろいろ話したのだが個人的にとても刺激になり目が覚めたような気分になれた。歳をとるって素晴らしいなと後輩を見ていて想いました。良い後輩を持ったものだ。その頃は夏真っ盛り。

ウェディングソング

今日は大好きな先輩の結婚式で２曲歌ってきました。もうそれはとっても素晴らしい空間でそこで歌を歌わせてもらえて幸せでした。呼んでくれて歌わせてくれた先輩に感謝感謝。ちゃんと幸せになりそうだとふたりを見ていて想えた。本当にいい日でした

酔っ払った虹だった

ブローディガンの未発表作品を集めた本が出たので買う。読んでから買ってよかったと想った。文章は一行読めば好きか嫌いかなんとなく分かる。ブローディガンを好きになったのは雑誌に載ってた短い散文を読んだのがきっかけだった。それから，一定の熱を保って好きなままが続いている。たいして面白くない物事も見方を変えればずっと面白くなる。この見方は難しくてオレには出来ない。ただ，彼の文章を読んでいるとそれが出来るかもと想う瞬間があったりする。

断片がすべての日

今日，一日の途中できれいででかいトカゲを見ました。おじさんが『これは金になるからお前にあげる』とくれたのだ。オレが飼ったことが無いまでもずっとトカゲが好きだということを知っていたのです。前に言ったからかもしれない。好きな理由は自分でも分からない。見ていてなんとなく好きなのだ。考えた末，入れておく所がポケットくらいしかなかったので，少し考えてから逃がしました。随分時間が過ぎてから，あの選択は間違っていなかったと想いました。けれど見せたいみたいな立派なトカゲでした。

休日

休みに新宿御苑に桜を見に行ってきた。まあそこにある木々の大きいこと。空気も良くて気持ちよかった。自分のもうひとつやっている活動ディエゴ。５月くらいに音源が出せそう。友人の横田君の作品がある場所でグランプリに選ばれた。ちゃんと評価されて良かった。身体の力が抜けてきてゼロに戻ってきている。音楽を聴かない生活もたまには良いものですね。今週は大学の先輩の結婚式で歌を歌ってきます。御世話に随分なった方なので場の空気を乱さないようにしなくては想っている今日この頃。

ハルとさくら

最近ヘッドフォンをあえて持ち歩かず。家でも音楽を聴かないようにしております。一旦ゼロに戻りたいなと想って始めやした。すると、昔に聴いていたものが呆然としている時にふっと流れてきたりして面白い。昼にご飯を食べながら桜を見ているときに流れたのはフガジのBREAK。自分の原点は多分ここにはないが面白い回帰。確か中学生の時に兄が作ってくれたテープに入っていた曲だった。

春のすぐ近く

子供時代，初めて聴いた時にすごいと想った。大人になってから久しぶりに聴いてやっぱりすごいと想った。言葉の羅列にいちいち想像しながら聴くと面白い絵が浮かぶ。女の人の少しふざけた歌い方にすごいなって想う。今日は動きながらも止まっているような，でも確かに進んでいる捉えどころなくて楽しくいい日だった。