2014/03/30

キング牧師が屋上のアンテナの上にいる

沢山人が住んできたのが一目見れば分かる古い団地。青に水色が混じったような優しい色の青い団地。久しぶりにオレンジの色の自転車で近所の古い団地群を走り周ってきた。温度も天気も良好で気持ちが良くて完全にヒッピーサイクリングだった。今日は近所だけで風景が素晴らしい場所が至る所にあることを発見してこれからのサイクリングがずっと良いものになるだろうといったミシシッピーフィーリングが広がった。ビートの反復性を活かした曲を早くdiegoで作りたい。今日は走っている時にいろいろアイデアが思い付いた。良い態勢のまま色々な柄や光や影が映えた道を見ながら進んだ良い一日だった。

2014/03/27

日の名残り

あっという間に過ぎて一日がまるで一分くらいに感じる。今日もそんな一日だった。ただ時間の流れに身を任せて、それに沿って今はもう目を瞑って眠ろうとしている。何とも名残り惜しいとはこのことだ。けれど疲れだけは身体に残っている。だから今はただ眠るようにさよならだ。どうせなら夢が見たい。歳を重ねてコートジボワールで誰かと話をしている夢をみたい。一度は原色に囲まれて長い月日を過ごしたいものだ。こんな日はお金も何もいらないからって気分になりがちだ

2014/03/25

プライベートウェイズ

街中で今にも殴り合いが始まりそうだった。ふたりの中年の男が汚い言葉を使って罵りあっている。中に入っていったのは、表情があまり無い無機質な印象を与えるような感じの男。その男のいきなりの参入で事態が飲み込めていない片方に向ってその男が『豚野郎が豚野郎に豚野郎なんて言うんじゃねぇ!!』と言うと思い切り彼を殴り飛ばした。そうして、西や東の空に火が着いた。思い出してみれば、南の空にも火が付いていたような気がした。もしかしたら、今言ったことは勘違いかもしれない(後日談)最終的には三人で殴り合っていた。理由をつけることはいつでも簡単だ。大人になれば尚更だ。三人ともろくでもない確かな豚野郎だった。その様子を歩くのを止めて立ち止まってずっと見ていた私も絶対に豚の一員だった。だから三人を今、殴りにいくことを決めたのだった。まあそれも途中で止めたのだが(後日談)

何も言えない私の夢

あっという間に三月が過ぎて行く。思えば、diegoのCDを出した位からやることが増えて時間が短くなった。ずっと空回を続けていたようなものだからちょっとの生活の変化が嬉しい。四月はライブが五本ある。そして、四月から秋山さんのお店『ガゼルのダンス』で定期的に個人で演奏をさせてもらえることになった。なんか友人たちや身内が全部引き上げてくれて本当に感謝している。一つ一つ真面目にやっていこうと思っている

2014/03/13

アメリカと警察に反対!!

liveが続いている。今週も赤い疑惑との合同ライブ『アメリカと警察に反対VOL2』がある。最近、面白い企画ばかり出れているような気がする。音に没頭するライブは楽しい。でも、もっと耳を澄まさなければいけないのだなとふっとした時に思った。僕らは最後に演奏するみたいだ。最近、音を出すのが楽しい。赤い疑惑と一緒にやる時はいつも会場が独特の空気になっている。全部を楽しみたい

いい夜

OTOTOI GROUPでベースを弾いていたモロイ君と二人で飲んだ。仕事終わりでクタクタになっていたけれど、話す事に文字通り熱中してあっという間に時間が過ぎていった。本気の話し合いは楽しい。沖縄料理のお店を追い出されて、二人で駐車場で話していると肥った黒人の男の人が『お前ら、大丈夫か??オレと遊びに行かないか??』と声を掛けてきた。時間を見たら、終電ぎりぎりの時間でその人に『ジャストタイミングで声を掛けてくれてありがとう』と言ってふたりでお礼を言って帰った。前にふたりで路上で話していた時に白人の女の人がふたりにそれぞれキスをして『ふたりとも、私と遊ばない?』と言ってきたのを思い出してなんかオレらはそんな感じなのかねって言って笑った。飲み過ぎたがいい夜だった

2014/03/10

ユタ・ホーム

駅のホームでふたりのおばちゃん。外人のおばちゃんに日本人のおばちゃんがお別れの言葉を泣きながら言っていた。そして、最後に日本人のおばちゃんが外人のおばちゃんに抱きつきながら『頑張ってね。頑張ってね』と言っていた。事情なんて何にも知らないのだが、私は歩き過ぎながら手で口と鼻を覆いながら泣いてしまった。おばちゃんたちとは多分二度と会うことはないと思うのだけれど、ふたりとも驚くほどエモーショナルだったな

2014/03/04

10倍返しだ!!

まだ途中だけれど、これがブームになる日本はいい!と思った。観れて良かった

2014/03/03

倍返しだ!!

母とレンタルビデオ屋にDVDを借りに行った。半沢直樹が貸し出されているのをみつけて、母に『これは最近、凄い勢いでブームになったドラマなんだよ』と教えた。それに対して彼女は大した興味を示さず、少し疲れたような眼をして『へぇ~』と、私は世間さまから離れた人間ですよという風に言った。母は物心ついた時から流行りものにはまず一切興味を見せない。とみせかけて世間の波が静かになった頃にやっと手をつけて無茶苦茶に反応して『絶対にこれ最高よ!!最高に最高よ!!最高!!最高!!』と時間差で一人興奮をしていることが稀にある。けれど、今回は本当に興味無さそうだった。母は日本人が最近の作り出す映像作品にはもはや何にも期待していないのだなとよく分かる感じで分かった。そうして、日にちが代わって次の日、昼過ぎに仕事をしている時にメールが自分に来た。『レンタルのカード、あなた持っているでしょう?借りに行ってしまったわ』と書かれてあって全部が想像が出来た。まず、とりあえずやることがないから一本だけ借りた半沢直樹を観てしまったこと。その後彼女は全部を見る決心をしたこと。そして衝動で全部を借りるつもりで店に向ったこと。レジに全巻を置いたが、カードが無くて真っ白になったことを。仕事が終わってから全部を借りて帰った。母は、本当に面白かったこと、これからが楽しみでしょうがないことを話した。役者が全員上手くて本当面白い、唯一半沢さんの嫁だけが嘘ったらしいわね。きっとこの人全部が嘘じゃないかしらと言ったのが印象的だった。半沢直樹面白い。自分も日々追いつめられながら生活をしている。それをとことん過剰に意識的にやっているから面白いと思えるのかなと思った。昔のクイックジャパン的な??